2011年9月16日、米国特許制度が『先発明主義』(先に発明した者が特許を受ける権利を得る)から『先願主義』(先に出願した者が特許を受ける権利を得る。日本をはじめ多くの先進国はこちらを採用)になるとのこと。
先発明主義だと、発明者は、『○月○日に発明した』という発明ノートの内容を第三者にサインしてもらう、または内容証明郵便を自分宛に送る、などと客観的に日付を証明する方法が必要だが、出願は後でもよい。
先願主義だととにかく先に出願書類を揃えることが大事で、先に発明したかどうかは関係ない。
どちらも一長一短あり、一概にどちらが優れている、というわけではないが、歴史に残る転換なのではないだろうか。
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