高橋是清の自伝。高橋翁の人生から、今の自分が学んだ大事なこと
1. 環境のせいにしない。『なんとかなる』と思うこと
2. 謙虚であること
3. 現状に満足せず、常に新しいことに挑戦すること
是清のように、幕末〜明治にかけて渡米した日本人は意外に多いが、皆が成功者だったわけでなく、奴隷同然の扱いを受けたりして、環境に飲まれて埋没したようだ。没落しても腐らず、『なんとかなる』と思うことが是清の強さの秘密かもしれない。
ペルーの銀山経営に失敗し、職も財産も失った是清。しかし、日銀総裁の勧めで実業界へ。元・専売局長(今でいう特許庁長官)でありながら、相応の処遇を求めず、『知らない分野だから、丁稚からやり直す』と謙虚。かっこいい。
是清の人生をみると、常々現状に安住することなく、新しい、難しい課題に挑戦している。『この人なら』と思わせるものがあったのだろう。人望?
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