2012年2月13日月曜日

「計測と制御」と農業

計測自動車制御学会の2011年12月号の特集が、「ICT化する次世代農業システム」。情報通信技術を活用し農業技術を改良しよう、という取り組み。この学会誌のアプローチは、「植物工場」に関するものが多い。現状の農家と植物工場が結びつく気がしないのだが、「自然災害の影響を受けにくい」などのメリットは一考に値するものかと。

2012年2月2日木曜日

映画「硫黄島からの手紙」

2005年の映画「硫黄島からの手紙」のDVDを図書館で見つけたので借りてみました。
どれくらい真実でどれくらいフィクションなのかいまいちはっきりしないのですが、日本側兵力約21000人のうち、戦死•行方不明者が96%にもなる史実を考えると、あながち外れてもないように思います。印象に残ったシーン、みどころなど。
1. 栗林中将が、ソリの合わない古参の参謀を解任し内地へ送り返すところ。したたか。
2. 四式四十糎噴進砲(ロケット砲のこと)ドイツの28cm/32cmロケット ホイレンデ•クー(牡牛の咆哮)の日本版?。一瞬しか登場しませんが、こういった間に合った新兵器も映画に出ているので驚きです。帝国陸軍は兵器の量だけでなく、質も米軍に劣るというのが一般的なイメージかと思いますが、実はこんな兵器も開発され、戦線に投入されていました。よく調べてると感心します。
3.白兵戦。戦闘シーンが壮絶。文字通り
「矢弾尽きるまで」戦うとはどういうことか、考えさせられる映像です。

戦争映画といえば、娯楽性の高いものからドキュメンタリー性の高いものまでいろいろありますが、本作は(史実と若干異なる点もあるものの)後者になると思います。現代を生きる日本人に、今の豊かな暮らしのありがたさを、改めて思い起こさせる作品だと思います。